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家庭でできる応急手当

■窒息したり、溺れたら・・・・

すみやかに応急処置を行い、同時に救急車を呼びます。
溺れた場合には、気道確保からはじめます。

●異物を吐かせる

のどにものがつまったら、意識のある場合、左腕に子どもをうつぶせで頭を下向きにし、背中を強く5回位たたきます。
1歳以上の大きな子どもの場合は、両腕を子どもの体にまわし、コブシをおへその上の胃のあたりに当て、上の方へすばやく押しつけます。
乳児は肝臓がその部位にあるので、上腹部を圧迫する方法は行ってはいけません。

●気道確保

意識がない時には、のどの奥の筋肉が後ろに落ちて気道(空気の通り道)をふさいでしまうので、あお向けにして首にケガをしていないか確認したうえで、頭を後ろにそらし、同時にあごの先を持ち上げるようにすると、気道が開きます。

●人工呼吸・心臓マッサージ

子どもに顔を近づけて呼吸音や空気の流れを確かめ、呼吸が停止していたり、極端に弱くなっている時は、人工呼吸をします。
(幼児)子どもの鼻をつまみ、口と口をくけて息を吹き込む。(1分間に20回程度の速さで行う)
(乳児)口と鼻を一緒におおい、強くなりすぎないように息を吹きこむ(1分間に20回程度の速さで行う)

■異物を飲みこんでしまったら・・・

●ちっ息の際の対応のポイント

のどにものがつまったら、左腕に子どもをうつぶせで頭を下向きにし、背中を強く4~5回たたきます。
1歳以上の子どもの場合は、両腕を子どもの体にまわし、コブシをおへその上の胃のあたりに当て、上の方へすばやく押しつけます。

●誤飲の際の対応のポイント

子どもが誤って何かを飲み込んだ時には、水や牛乳を飲ませ、吐かせるのが原則ですが、例外もあるので注意しましょう。

■やけどをしたら・・・

まず、流水で痛みがなくなるまで十分に冷やします。
早く冷やし始めるほど効果がありますので、服を着たままでもかまわず冷やすようにしましょう。

●皮膚が赤くなった程度のやけどをしたとき

範囲が小さく、赤くなった程度ならまず流水で十分冷やします。
痛みが取れれば清潔なガーゼなどでおおうようにしましょう。

●低温やけどのとき

湯たんぽやカイロなどの比較的温度の低いものに長時間触れたためにできたやけどは、小さくても皮膚の深くまでやけどが進行していますので、冷やしながら、すぐに病院に連れていきましょう。

●範囲が広いとき・深いとき

氷を入れたビニール袋や冷たいタオルで冷やしながら、救急車で病院へ連れていきます。

■頭を打ったり、打撲をしたら・・・

頭の傷は意外に出血が多く、驚くことがありますが、傷の広さ、深さ、コブの状態、意識があるかなど、よく観察しましょう。

●頭を打ったとき

傷口から出血しているときの手当ては、ガーゼで傷口が閉じるように圧迫し、安静にして様子をみましょう。
意識がない、吐く、けいれんしているなどの場合には、すぐに救急車を呼び、吐物による窒息を防ぐために顔を横に向けて、体を動かさないようにします。
もし、呼吸がない場合には、気道を確保して人工呼吸をしましょう。
また、いつまでも不機嫌な状態が続くような時は、病院に行きましょう。
頭を打った場合には、遅れて症状が出ることがありますので、安静にして1日~2日は注意深く観察しましょう。

●体を打ったとき

腕は足などを打ったときは、冷たいタオルで打った部分を冷やします。
また、おなかを強く打ったときは、衣類をゆるめて、動かしたり揺すったりせず安静にして病院に運びましょう。

■出血したり、骨折したら・・・

●すり傷・ひっかき傷のとき

傷口が泥や砂などで汚れている時は、傷口を洗い流し消毒をしておきましょう。

●出血のとき

ガーゼで傷口が閉じるように強く圧迫しましょう。
大部分の出血はこれで止まりますが、それでも止まらないときは、腕なら上腕動脈(ひじの内側)、足なら大腿動脈(太ももの付け根)を押さえたり、縛るなどして急いで病院へ運びます。

●骨折したとき

骨折とはっきりわかるときには、そえ木や板、ボール紙のような固いものをあてて、折れた骨の両端が動かないように固定し、病院に運びましょう。
固定する時はいたがらないような肢位で固定することを忘れないようにしましょう。